Preparation of TargaTasmania    タルガ・タスマニア用の準備       2005/11/20

今回 タルガ・タスマニアラリーに 240RSエボリューション・ワークスでターマック・ハイスピードラリーに初挑戦します ・・・ 長年のラリー・レース経験から、タルガを乗りこなせるか! 今から大変楽しみです。

■その準備は着々と進行中です,ペルターのヘルメットにトリコロールカラーと240RSのロゴがバッチリ決まりました。ナビゲーターとお揃いで! 


Driver Moroe/Co-Driver Ohmura

12月25日  25.December.
 ◆仕上がった「タルガ・タスマニア」用のFJ24ドライサンプです  ◆ 新工場へ移転した 240RS Factory Works

11月27日 : 27.November.  
「リデューシング・バルブ=ブレーキ配分調整」を探していたところ、友人から(ワークス用が有るよ!)と連絡頂き、すぐに送っていただきました。
240RS Works 用でした。入手できるとは思いませんでした。感謝!
車検用のマフラーが出来上がってきました。「あの爆音」を見事に消し去ってきました。これで音対策はクリアーです。80ホン?規定は103ホンです。
触媒と3個の消音がついています。

「タルガ」用スペシャルミッション2の製作に掛かります。使用するベースミッションはスカイラインGTSタイプMの「FS5W71C」でダブルコーンシンクロを使います。日産から新品ミッションを採りました。
続いてフロントケースを外しました。ギアの全容が見えてきます。
ギアを全部外し点検します。(新品ですが問題が無いとは限りません)
今回組み込む「カメアリ・HIクロス」です。
1st:2.427 2nd:1.677 3rd:1.258 4th:1.000 5th:0.759というギア比になります。これはOSの物と一緒です。これはファイナルギアの4.625と非常にマッチングが良く、定評のクロスミッションです。この後フロントケースをFJ用に変更しますが、一部加工が必要です。数日掛かります。

11月13日 : 13.November.  2005 HISTRIC AUTOMOBILE FESTIVAL IN JAPAN 

金曜日前日より「もてぎ」に入りスポーツ走行枠にて調整を行いましたが、フロントブレーキの調整不良の為、Fー0%、R−100%という非常に怖い思いをしました。午後にブレーキ調整関係を全て分解し、再調整。翌日の「バトルロイヤル45」に備えました。
いよいよ「バトルロイヤル45」の予選です。予選はフォーミュラードライバー「大村さん」に乗ってもらいました。まだF−20%、R−80%しか回復せず、その状況にてタイムアタック。なんと11番手でフィニッシュ。帰ってきて「怖ぇー!」その後もう一度分解整備をし調整しなおしてF−40%、R−60%まで回復、日曜日に備えます。
結局,「バトルロイヤル45」決勝は,1番手:大村 2番手:又多,最後は私の3名予定でしたが、2番手に交代直後、オイルフィルターが緩み痛恨のリタイヤ。翌日に備えて整備をすることになりました。部品取替え整備完了。
翌日曜日の「ヒストリックカー・カップ」は整備が間に合わず、予選キャンセル、最後尾47番手スタート。
最終、14位でフィニッシュでした。シェイクダウンとしては満足しています。
それにしてもコーナーをアウトから抜ける底力には驚きの連続でした。流石ワークスの威力はスゴイ!

ファーストエイド・キットを作りました。競技車両規則に準じなければならない為、規定の項目を調べ、26品目を購入。
意外と沢山必要で金額もかさみましたが、実際緊急時に使える物を用意するのが私の主義でです。
キチンと用意しておく事、それが競技をする者にとって大事だと考えます。まさかを考え、「備えよ常に」の精神です。
丁度良い防水型のBOXが見つかりました。海外にて入手出来るのですが、医薬品だけは国内物の方が安心です。
人の為に用意する物は、どうでも良いという考え方の人もいますが、その様な人にかぎってお世話になる物です。

いよいよ名古屋港から送り出しです。埠頭のモータープールに搬入しました。管理の方に保護テープを張ってもらい水の浸入を防ぐ処置をしてもらいました。有難うございます。
当初の予定ではコンテナ積みでしたが、手配違いにより積載船での輸送になりました。心配です。
搬入が終わり、無事に到着を祈ります。名古屋港にて。